カオリスト › アロマテラピー検定1級・2級ガイド › 光毒性のある精油とその注意点
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掲載しているのは過去問ではなく、公的機関の公表資料をもとに当方が作成したオリジナル問題です。
実際の試験の出題内容・形式・基準は、必ず試験実施機関(公益社団法人 日本アロマ環境協会)の公式発表をご確認ください。
精油の効能・効果を示すものではありません。
光毒性とは
一部の精油を皮膚に塗布したあと紫外線(日光)を浴びると、皮膚に炎症や色素沈着などのトラブルを起こすことがある性質を指します。「皮膚に塗る」ことと「紫外線を浴びる」ことがそろって初めて問題になるのがポイントです。香りを楽しむだけの芳香浴では、皮膚につけないため心配は比較的少ないとされます。
覚え方:光毒性は「ベル・レモ・グレ」=ベルガモット/レモン/グレープフルーツ。すべての精油に備わっている性質ではありません(この言い切りが誤りの選択肢としてよく出ます)。
該当する精油(検定対象30種のうち3種)
| 精油 | 級 | 抽出法 | 注意点 |
| レモン |
2級 |
圧搾法 |
圧搾法の柑橘系精油で光毒性がある。肌に用いた後は数時間、直射日光(紫外線)を避ける。 |
| グレープフルーツ |
1級 |
圧搾法 |
圧搾法の柑橘系精油で光毒性がある。肌に用いた後は数時間、直射日光(紫外線)を避ける。 |
| ベルガモット |
1級 |
圧搾法 |
圧搾法の柑橘系精油の中でも特に光毒性が強い。フロクマリンを除いたFCFタイプもある。使用後は紫外線を避ける。 |
いずれも果皮を圧搾法で搾って得られる柑橘系の精油です。ベルガモットは特に光毒性が強いとされ、原因となるフロクマリン類を取り除いたFCFタイプも流通しています。
まちがえやすいところ ── スイートオレンジ
スイートオレンジも同じ圧搾法の柑橘系精油ですが、光毒性の報告は少ないとされます。「圧搾法の柑橘=すべて光毒性あり」と覚えると、この1種で間違えます。圧搾法の対象は4種、そのうち光毒性に注意が必要なのは3種、という数で押さえてください。
使うときの対応
- 肌に用いたあとは、しばらく(数時間)その部分を直射日光に当てないようにします。
- 日中に外出する予定があるときは、皮膚への使用を避けるか、光毒性のない精油に替えます。
- 皮膚につけない芳香浴であれば、光毒性そのものは問題になりにくいとされます。
- 精油の原液が皮膚についてしまったときは、まず大量の流水で洗い流し、異常があれば医師の診察を受けます。
※ 精油は雑貨に分類され、医薬品ではありません。皮膚に異常が出たときは自己判断せず医療機関にご相談ください。
検定ではこう問われます
精油の「光毒性」に関する説明として適切なものはどれか。
- 精油そのものが光を発して周囲を明るく照らす性質のことをいう
- 精油を皮膚に塗布した後に紫外線(日光)を浴びると、皮膚に炎症や色素沈着などを起こすことがある性質
- 精油に光を当てると香りがより強く豊かに立ちのぼる性質のことをいう
- 精油は光に当たると成分が分解されて無害になる性質のことをいう
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正解:2
光毒性とは、一部の精油を皮膚に塗布した後に紫外線(日光)を浴びると、皮膚に炎症や色素沈着などのトラブルを起こすことがある性質を指す。該当する精油を肌に使った後は日光を避ける必要がある。
覚え方:光毒性は「塗ってから日光に当たる」と起きる。飲む・かぐでは起きない。
出典の該当箇所:安全に楽しむために
続きはアプリで
カオリストは、アロマテラピー検定1級・2級の一問一答770問を、分野別の演習・本番形式の模擬試験・間違えた問題の復習まで1つのアプリで進められます。精油30種の図鑑と、学名・科名・抽出部位・抽出法の4属性を総当たりで確認できるマトリクスも収録しています。