アロマテラピー検定とは?次回の日程・受験料・合格基準・1級と2級の違いまとめ

アロマテラピー検定は、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が実施している検定です。年齢や経験の制限はなく、どなたでも、何級からでも受験できます。2020年以降はインターネット試験になり、自宅のパソコンやスマートフォンから受けられます。合格率は1級・2級ともおよそ90%。ただし合格基準は正答率80%と、資格試験としては高めのラインです。このページでは、次回の試験日と申し込み期間、出題数と「何問まで間違えられるか」、対象になる精油、費用、そして1級合格後にアロマテラピーアドバイザーを取るまでにかかる金額までを、AEAJが公表している情報から整理しました。

最終更新:2026年7月28日

ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「カオリスト」は、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)とは関係のない、個人開発の非公式サイト・アプリです。試験日程・受験申し込み・受験料などの正式な情報は、必ずAEAJの公式サイトでご確認ください。本ページの記載は執筆時点の公開情報にもとづくもので、内容の正確性・最新性を保証するものではありません。

0このページの内容

1アロマテラピー検定とは――「終身資格」です

アロマテラピー検定は、AEAJが実施する選択解答方式の検定です。国家資格ではなく、協会が認定する資格にあたります。AEAJは「アロマテラピーを正しく生活に取り入れるための知識を問う」(2級)、「精油を目的によって使い分け、効果的に生活に取り入れるための知識を問う」(1級)と説明しています。

受験を考えている方が最初に気にする点を、公式の記載から整理すると次のとおりです。

出典:AEAJ「アロマテラピー検定」同「出題範囲」同「アロマテラピー検定についてのQ&A」

2受験資格はなし――1級から受けてもかまいません

AEAJは受験資格について「年齢、経験などの制限はなく、どなたでも受験いただけます」と公表しています。10代から70代まで幅広い年齢層が受験しているとされています。

よくある疑問公式の回答
2級を飛ばして1級を受けられる?受けられます。ただし1級の出題範囲には2級の内容が含まれます。
1級と2級を同じ日に受けられる?受けられます。2級10:45〜・1級14:00〜のように時間帯が分かれています(第54回の例)。
併願だと安くなる?各6,600円のところ併願13,200円で、金額は2つ分と同じです。
申し込み後に級を変えられる?「1級から2級」「2級から1級」への変更は申し込み締切日までなら可能です。
どちらを受けるか迷ったら。1級の範囲は2級を含む「上乗せ」の形なので、1級だけを受ける人も少なくありません。一方で併願は同じ日に2回受験することになり、対象精油も11種と30種で異なります。2級だけを取っても、アロマテラピーアドバイザーなど上位の資格には進めません(条件は「1級に合格していること」)。上位を目指すなら1級が必須です。

出典:AEAJ「受験要項・申し込み」同「Q&A」同「アロマテラピーアドバイザー 取得方法」

3次回の日程――第55回は2027年1月17日、申し込みは10月30日から

アロマテラピー検定は年に2回実施されます。AEAJの「資格スケジュール」に掲載されている直近の日程は次のとおりです。

試験日申し込み期間状況
第54回2026年7月5日(日)2026年4月24日(金)〜6月2日(火)終了
第55回2027年1月17日(日)2026年10月30日(金)〜12月7日(月)受付前
2026年7月28日の時点では、検定の申し込みは受付前です。次に申し込めるのは2026年10月30日(金)から。試験は2027年1月17日(日)です。
裏を返せば、いま始めれば約半年の準備期間があるということです。公式テキストを1周してから申し込んでも十分間に合います。締め切りは12月7日(月)で、AEAJは「受付期間外の申し込みはできません。次回の試験にお申し込みください」としています。1日でも過ぎると半年待ちになる点にご注意ください。
⚠ 公式サイト内で記載が食い違っている箇所があります。AEAJのQ&Aページには「毎年、5月と11月に実施しています」という記載が残っていますが、実際の「資格スケジュール」および受験要項に掲載されている日程は第54回=2026年7月5日、第55回=2027年1月17日です。日付は必ず「資格スケジュール」か受験要項のページでご確認ください。(AEAJ自身も「上記日程は、今後一部変更となる可能性がございます」と注記しています。)

出典:AEAJ「資格スケジュール」同「受験要項・申し込み」(第54回の要項および「次回のご案内」)/同「Q&A」

4インターネット試験の受け方――自宅で受けられますが場所に条件があります

アロマテラピー検定はインターネット試験です。会場に行く必要はなく、パソコン・スマートフォン・タブレットのいずれでも受験できます。申し込み時にパソコンのアドレスを登録していても、当日スマートフォンで受験して差し支えありません(受験ページのURLやログインIDは変わらず、手続きも不要とされています)。

ただし「いつでも好きな時間に受けられる」わけではありません。

申し込み後の流れは、試験案内メールで受験ページと動作確認用ページの案内が届く形です。第54回では試験日の約2週間前(2026年6月19日)が案内メールの送付予定日で、届かない場合の「未着受付期間」(6月22日〜7月3日)が別に設けられていました。期間内に問い合わせがなく受験できなかった場合も責任を負わないとされているため、メールが来ない場合は放置せず、迷惑メールフォルダを確認したうえで期間内に連絡してください。ドメイン指定受信をしている方は、申し込み前に「aromakankyo.or.jp」を許可しておくのが安全です。

出典:AEAJ「受験要項・申し込み」(第54回 受験要項・注意事項)同「Q&A(インターネット試験について)」

5出題数と合格基準――2級は12問、1級は14問までしか落とせません

出題数は2級55問・1級70問、合格基準は正答率80%です。この2つを掛け合わせると、必要な正解数と「間違えられる上限」がはっきりします。

出題数試験時間合格に必要な正解数(正答率80%)間違えられる上限
2級55問30分44問11問
1級70問35分56問14問

1問あたりにかけられる時間は、2級で約33秒、1級で30秒です。迷って戻る余裕はほとんどありません。知識があいまいな問題を「あとで考えよう」と後回しにすると、それだけで数問を失います。

分野ごとの出題数は公表されていません。AEAJは出題範囲のページで「分野別の出題数は公表しておりません」と明記しています。したがって「精油のプロフィールが何問出る」といった配分は公式には分かりません。特定の分野を捨てる戦略が取りにくい試験だとお考えください。
なお、科目ごとの足切り(1科目でも○%未満なら不合格、といった基準)は公表されておらず、示されているのは全体の正答率80%のみです。

出典:AEAJ「受験要項・申し込み」(出題数・合格基準・試験時間)同「出題範囲」同「Q&A(合格率・合格基準・出題数)」(必要正解数は出題数×80%から算出)

6出題範囲と対象精油――2級11種・1級30種

AEAJは、試験問題は『アロマテラピー検定 公式テキスト 2020年6月改訂版』から出題されると公表しています。出題範囲は次のとおりです。

2級の出題範囲

1級の出題範囲(2級の範囲を含みます)

香りを嗅いで答える設問(いわゆる「香りテスト」)について。現在AEAJが公表している出題範囲に、香りテストは含まれていません。上に挙げた範囲がAEAJの示す出題範囲のすべてです。精油キットが手元になくても受験できますが、精油の科名・抽出部位・製造法(水蒸気蒸留法/圧搾法/揮発性有機溶剤抽出法)は文章題として問われる領域なので、そこは確実に押さえる必要があります。

出典:AEAJ「出題範囲」(対象精油名・出題数の記載を含む)

7費用――6,600円(併願13,200円・返金なし)

区分受験料(税込)備考
2級6,600円何級からでも受験可
1級6,600円2級の範囲を含む
2級・1級 併願13,200円同じ日に両方を受験

申し込みはインターネットからのみです。支払い方法にコンビニ決済を選んだ場合、支払期限は申し込み日を含めた4日間で、期限までに支払いが確認できないと申し込みは無効になります。

支払い手続き完了後の返金・次回への振替はできません。また、合格者に送られる認定証にも「未着受付期間」があり、その期間内に連絡がないと再発行は有料(2,200円)になります(第54回の例では、認定証発送が2026年8月7日予定、未着受付期間が8月28日〜9月24日)。引っ越しの予定がある方は、登録住所の扱いに注意してください。

出典:AEAJ「受験要項・申し込み」(受験料・キャンセル・認定証)同「Q&A(申し込みについて)」

8合格率――1級・2級ともおよそ90%

AEAJは公式Q&Aで、合格率を「1・2級ともおよそ90%」と公表しています。合格基準の80%、出題数(1級70問・2級55問)と合わせて、協会が明示している数字はこの3点です。

10人に9人が受かる試験ですから、極端に難しい試験ではありません。ただし落ちる1割は、たいてい「なんとなく読んだ」状態で受けた人です。正答率80%というラインは、精油のプロフィール(科名・抽出部位・製造法)や歴史上の人物といった覚えていなければ答えようのない問題を落とすと、すぐに届かなくなります。

出典:AEAJ「アロマテラピー検定についてのQ&A(検定の合格率・合格基準・出題数は?)」

91級に受かった後――アドバイザーまでいくらかかる?

アロマテラピー検定1級に合格すると、アロマテラピーアドバイザーの資格に進めます。AEAJが示す取得条件は次の4つです。

  1. アロマテラピー検定1級に合格していること
  2. AEAJの会員であること
  3. アロマテラピーアドバイザー認定講習会(3時間以上)を受講すること
  4. 資格登録手続きを行うこと

ここで多くの方が驚くのが金額です。検定の受験料とは別に、次の費用がかかります。

項目金額備考
AEAJ入会金10,000円不課税・初年度のみ
AEAJ年会費(全期入会)12,000円会員有効期間 4月1日〜翌年3月31日
AEAJ年会費(後期入会6,000円会員有効期間 10月1日〜翌年3月31日
認定講習会 受講料5,236円税込・別途教材費(公式テキスト、クラフト材料)
資格登録認定料10,450円税込
入会の時期で初年度の負担が6,000円変わります。AEAJの会員年度は4月1日〜翌年3月31日の年度制で、初年度の年会費は全期入会が12,000円、後期入会(10月1日〜)が6,000円です。
合計すると、全期入会なら 10,000+12,000+5,236+10,450=37,686円後期入会なら 10,000+6,000+5,236+10,450=31,686円(いずれも教材費を除く)。
※後期入会は会員有効期間も短くなります(10月1日〜翌年3月31日)。2026年度の後期申し込みは2026年9月1日(火)受付開始予定とAEAJが案内しています。会員の継続には毎年12,000円の年会費がかかり、既納の入会金・年会費は返還されません。

認定講習会と資格登録には「期」の締め切りがあります

認定講習会はAEAJ直接開催認定スクール開催から選べます。AEAJ直接開催の直近の日程と、認定スクール開催の資格登録受付期間は次のとおりです。

区分日程申し込み・受付期間
認定講習会(AEAJ直接開催)第55回2026年10月4日(日)2026年8月18日(火)〜9月3日(木)
認定講習会(AEAJ直接開催)第56回2027年4月11日(日)2027年2月25日(木)〜3月15日(月)
資格登録(認定スクール開催)第114期2026年8月1日〜10月31日
資格登録(認定スクール開催)第115期2026年11月1日〜2027年1月31日
2026年7月5日の第54回で1級に合格した方へ。AEAJ直接開催の認定講習会(10月4日)は、2026年8月18日から9月3日までが申し込み期間です。認定スクールで受講する場合は第114期(8月1日〜10月31日)が次の登録受付にあたります。
なお、認定スクールで受講した場合に発行される履修証明書の有効期限は履修修了日から5年間です。期限を過ぎると講習会を受け直すことになります。「1級に受かったら、その足で講習会まで進む」ほうが、結果的に安く早く済みます。

出典:AEAJ「アロマテラピーアドバイザー 取得方法・申し込み」(取得条件・受講料・資格登録認定料・履修証明書の有効期限)/同「個人正会員 入会・更新お手続き」(入会金・年会費・全期/後期)/同「資格スケジュール」(講習会・各期の受付期間)。合計額は各公表金額から算出したものです。

10何から勉強すればいい?

正答率80%・1問30秒という条件から逆算すると、効率のよい順序は次のようになります。

  1. 精油のプロフィールを先に固める。1級なら30種。科名・抽出部位・製造法・別名は、知らなければ絶対に答えられない代わりに、覚えれば確実に取れます。まずここを取り切って、80%のラインまでの距離を縮めます。
  2. 安全性のルールを「数字と条件」で覚える。希釈濃度、光毒性のある精油、妊娠中や子どもへの使用など、実生活でも役に立つ部分です。ひっかけ問題が作りやすい領域でもあります。
  3. 歴史は人物と著作をセットで。1級のみの範囲です。名前だけを眺めても定着しないので、「誰が・何をした・何という本を書いた」を三点セットで覚えると一気に楽になります。
  4. 法律は最後にまとめて。1級のみの範囲で、覚える量は多くありません。直前に集中して詰めるのが効率的です。
  5. 仕上げは本番形式(55問/70問)を時間どおりに通す。正答率80%を超えられるか、そして時間内に解き終わるかを確認します。知識があっても時間切れで落とす人がいる試験です。

対策アプリ「カオリスト」

この検定のために作った、スマホで使える学習アプリです。インストール不要(ブラウザで開くだけ)でも、Google Playからでも使えます。

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