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香りの特徴の要点とひっかけ
(アロマテラピー検定1級・2級 論点テキスト)
アロマテラピー検定1級・2級の出題分野「香りの特徴」にあたる3論点を、要点25本・ひっかけ13本にまとめました。
最終更新:2026年10月18日
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精油の効能・効果を示すものではありません。
このページの論点
- 1級で加わる19種の香りの特徴1級のみ
- 2級精油11種の香りの特徴2級・1級
- 香りの系統(フローラル・シトラス・ハーバル・ウッディほか)2級・1級
「2級・1級」は2級の範囲の問題を含む論点(1級でも出題されます)、「1級のみ」は1級の範囲の問題だけの論点です。
1級で加わる19種の香りの特徴1級のみ
1級で加わる19種のうち、イランイラン・クラリセージ・柑橘系・ジュニパーベリー・マージョラムなどの香りの特徴と分類が問われる。
要点
- イランイランは「花の中の花」を意味するとされる名をもち、濃厚で甘く官能的な南国のフローラルの香りである。
- イランイランはフローラル系に分類されることが多いが、エキゾチック系として扱われることもある。
- クラリセージは甘くマスカットを思わせる、ややナッツ様の温かみのある香りで、花から水蒸気蒸留法で得られる。
- グレープフルーツはほろ苦さを含むみずみずしい柑橘系の香りで、果実がブドウの房のように実ることが名の由来とされる。
- ジュニパーベリーは森林の中にいるような清涼感とややスパイシーさをあわせもち、浄化的な印象があるとされる樹木系の精油である。
- スイートマージョラムは温かみのあるややスパイシーでほんのり甘いハーブ系の香りで、古代ギリシャでは幸福の象徴とされたとも伝えられる。
- ベルガモットは柑橘系の爽やかさに、フローラルで上品な甘さが重なる繊細な香りをもつ。
- レモングラスは力強いレモンに似た甘さと草の青さをあわせもつハーブ系の香りである。
- カモミール・ローマンは青色を帯びず、青リンゴを思わせるやわらかい甘さがあり、フローラル系・ハーブ系のどちらの記載も見られる。
ひっかけ
- レモングラスはミカン科ではなくイネ科の植物で、香りがレモンに似ていても柑橘系ではなくハーブ系に分類される。
- ジュニパーベリーは抽出部位が果実(球果)でも、柑橘系や樹脂系ではなく、ウッディな香りの印象から樹木系に分類される。
- カモミール・ジャーマンは蒸留で生じるカマズレンにより精油が濃い青色を帯び、青リンゴ調のカモミール・ローマンと混同しない。
- ベルガモットは鋭くシャープなだけの香りではなく、フローラルで上品な甘さが重なる点が特徴である。
- クラリセージはバラ科のフローラル系やミカン科の柑橘系ではなく、シソ科のハーブ系に分類される。
2級精油11種の香りの特徴2級・1級
2級精油11種のうち、柑橘・ゼラニウム・ティートリー・ユーカリ・フランキンセンス・ペパーミント・ローズマリー・ラベンダーの香りの特徴が問われる。
要点
- スイートオレンジは果実そのままのような甘くみずみずしい香りで、柑橘系の中でもクセが少なく入門的な精油である。
- レモンは鋭くフレッシュで清潔感のある柑橘系の香りをもち、果皮から圧搾法で精油を得る。
- ゼラニウムは観賞用とは香りの系統が異なる品種が用いられ、バラに似た香気成分をもち、フウロソウ科の葉から水蒸気蒸留法で得られる。
- ゼラニウムはバラ科ではないが、ローズを思わせる香りの印象からフローラル系に分類される。
- ティートリーはやや薬品的でシャープな樹木系の香りをもち、オーストラリアの先住民アボリジニが古くから利用してきたと伝えられる。
- ユーカリは鼻に抜けるようなクリアで強い清涼感のある樹木系の香りをもち、コアラが葉を食べる高木から得られる。
- ペパーミントはメントールを豊富に含む際立った清涼感が特徴で、スペアミントとウォーターミントの交雑から生まれたとされる。
- ローズマリーは清涼感とほろ苦さをあわせもつハーブ系の香りで、地中海沿岸原産、樟脳を思わせるシャープさが特徴である。
- フランキンセンスは東方の三博士の逸話で知られ、樹木の幹に傷をつけて得た樹脂を水蒸気蒸留して精油を得る。
- ラベンダーはフローラルの甘さとハーブの爽やかさを併せ持つため、文献によって分類の扱いが異なる。
ひっかけ
- ティートリーとユーカリは系統も抽出部位も同じ樹木系・葉由来で、違いはティートリーの薬品的な清涼感とユーカリのクリアな清涼感である。
- ペパーミントとローズマリーはともにシソ科・ハーブ系で、違いはメントール様の鋭い清涼感か、樟脳を思わせるシャープさかである。
- レモングラスとメリッサはレモンに似た香りだが柑橘類ではなく、葉から水蒸気蒸留法で得られる。
- ゼラニウムの系統は、科名や抽出部位が葉であることではなく香りの印象で判断され、ハーブ系や樹木系ではない。
- スイートオレンジとレモンは系統も抽出部位も同じ柑橘系・果皮由来で、違いは甘く丸みのある香りかシャープで鋭い香りかである。
香りの系統(フローラル・シトラス・ハーバル・ウッディほか)2級・1級
精油の香りの系統(柑橘系・フローラル系・樹脂系・ハーブ系・スパイス系ほか)と代表的な精油の対応が問われる。
要点
- 柑橘系は、スイートオレンジやレモンのように果皮から得られる、みずみずしくフレッシュな香りの系統である。
- フローラル系は、ラベンダーやローズオットーのように花から得られる、甘く華やかな香りの系統である。
- 樹脂系は、フランキンセンスやミルラのように樹脂から得られる、深く落ち着いた香りの系統である。
- ハーブ系は、ペパーミントやローズマリーのように葉から得られる、清涼感とほろ苦さをあわせもつ香りの系統である。
- ティートリーやユーカリは、すっきりと鼻に抜けるシャープで清涼感のある樹木系の香りをもつ。
- ブラックペッパーのように、ぴりっとシャープで温かみのある刺激的な香りは、スパイス系に分類される。
ひっかけ
- レモングラスはレモンに似た香りをもつが、イネ科の植物であり、柑橘系ではなくハーブ系に分類される。
- イランイランやジャスミンの濃厚で甘い花の香りは、柑橘系・樹脂系・スパイス系ではなくフローラル系である。
- ティートリーやユーカリの香りは、濃厚なフローラルや甘い樹脂、ぴりっとしたスパイスの香りではなく、清涼感のある樹木系である。
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