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ビューティ&ヘルスケアの要点とひっかけ
(アロマテラピー検定1級・2級 論点テキスト)
アロマテラピー検定1級・2級の出題分野「ビューティ&ヘルスケア」にあたる7論点を、要点43本・ひっかけ29本にまとめました。
最終更新:2026年10月18日
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アロマテラピー検定は過去問が公表されていません。本ページは、アプリの収録問題の解説をもとにアプリ製薬が作成した非公式の読み物で、公式テキストの転載ではありません。
実際の試験の出題内容・形式・基準は、必ず試験実施機関(公益社団法人 日本アロマ環境協会)の公式発表をご確認ください。
精油の効能・効果を示すものではありません。
このページの論点
- 肌のしくみとスキンケア1級のみ
- 女性の健康(月経・更年期・妊娠期)1級のみ
- 睡眠と生活リズム1級のみ
- 健康習慣と年代・場面に応じた活用1級のみ
- ストレスとメンタルケア1級のみ
- 手作り化粧品の基材と作り方(1級)1級のみ
- 運動・疲労・冷えのケア1級のみ
「2級・1級」は2級の範囲の問題を含む論点(1級でも出題されます)、「1級のみ」は1級の範囲の問題だけの論点です。
肌のしくみとスキンケア1級のみ
皮膚の層構造、ターンオーバー、紫外線の影響、保湿や毛髪のしくみなど、肌と髪の基礎知識が問われる。
要点
- 皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織の3層で構成され、最も外側の表皮は体のバリアの役割を担う。
- 表皮の最も外側にある角質層は、体内の水分の蒸発を防ぎ、細菌や異物などの外部刺激から身体を守る。
- 真皮にはコラーゲンやエラスチンといった線維が多く含まれ、肌のハリや弾力を保つ役割を担う。
- 皮下組織は皮膚の最も深い層で脂肪を多く含み、外部の衝撃をやわらげ、体温を保つ役割をもつ。
- 皮脂膜は皮脂と汗が混ざって皮膚表面をおおう膜で、健康な皮膚の表面は弱酸性に保たれる。
- ターンオーバーは表皮の細胞が生まれ変わり古い角質がはがれ落ちる新陳代謝で、健康で若い肌ではおよそ28日周期とされる。
- UVAは波長が長く真皮にまで達し、コラーゲンなどにダメージを与えてシワやたるみといった光老化の原因になるとされる。
- UVBは主に表皮に作用し、日焼けによる赤い炎症(サンバーン)やシミの原因になるとされる。
- メラニンは表皮のメラノサイトが作る色素で、紫外線を吸収して肌を守る一方、シミの原因にもなる。
- 保湿とは、肌に水分を与えたうえで、その水分が逃げないように油分などでフタをして保つことである。
ひっかけ
- 皮膚は表皮・真皮・皮下組織の順で、皮下組織が最も外側なのではなく、最も内側で脂肪を多く含む層である。
- ターンオーバーの周期は約7日・約14日・約90日ではなく、約28日である。
- UVAは窓ガラスや雲を透過しにくいのではなく透過しやすく、曇りの日や屋内でも紫外線対策が必要である。
- 光老化を、ターンオーバーや生理的老化と混同しない。光老化は長期間くり返し紫外線を浴びて生じるシミ・シワ・たるみである。
- 毛髪の主成分はコラーゲンやエラスチンではなくケラチンであり、前二者は真皮に多い線維である。
女性の健康(月経・更年期・妊娠期)1級のみ
エストロゲンとプロゲステロンの働き、ライフステージによる変化、更年期やPMSへのつきあい方が問われる。
要点
- エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)は、主に卵巣から分泌される女性ホルモンである。
- エストロゲンは子宮内膜を増殖させるほか、肌のうるおいや骨量の維持にも関わるとされる。
- プロゲステロンは排卵後に分泌が増え、子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に整えて妊娠の維持に関わる。
- 女性ホルモンは思春期に分泌が高まり、月経周期に伴って変動し、更年期には減少するなどライフステージで変化する。
- 更年期は閉経の前後の時期で、女性ホルモンの分泌がゆらぎながら低下することに伴い、心身の不調が現れやすい。
- PMS(月経前症候群)は、月経前の時期にイライラや気分の落ち込み、身体の不調などが現れることがある状態で、個人差がある。
- 睡眠・食事・運動などの生活習慣を整え、リラックスできるセルフケアを取り入れることが助けになることがある。
ひっかけ
- 女性ホルモンの分泌量は生涯を通じて一定なのではなく、ライフステージによって変化する。
- アロマテラピーでホルモンの分泌量を自在に操作できるわけではなく、助けになるのは生活習慣やセルフケアである。
- アロマテラピーは植物の香りによるリラクセーションで支える自然療法であり、精油の内服や診断は医療行為にあたる。
- 卵胞ホルモンはエストロゲンであり、排卵後に増える黄体ホルモンのプロゲステロンとは働きが異なるので混同しない。
睡眠と生活リズム1級のみ
レム睡眠とノンレム睡眠、睡眠に関わるホルモン、概日リズムと質のよい睡眠の工夫が問われる。
要点
- 睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠がおよそ90分の周期で交互にくり返される。
- レム睡眠は身体は休んでいるが脳は活動している状態で、夢を見ることが多いとされる。
- 成長ホルモンは入眠後の深いノンレム睡眠のときに多く分泌され、疲労回復や身体・肌の修復に関わるとされる。
- メラトニンは夜暗くなると分泌が高まり、自然な眠りへ導く「睡眠ホルモン」で、強い光を浴びると分泌が抑えられる。
- 概日リズム(サーカディアンリズム)は体内時計による約24時間周期のリズムで、朝の光を浴びると整いやすい。
- 朝に太陽の光を浴び、毎日決まった時間に起き、就寝前にリラックスできる香りや環境を整えることは睡眠の質を高める工夫である。
- 就寝前のアロマテラピーでは、気分が落ち着く鎮静的な香りが選ばれやすい。
ひっかけ
- 脳も身体も深く休み成長ホルモンが多く分泌されるのはレム睡眠ではなくノンレム睡眠である。
- 就寝前に強い光やスマートフォンの画面を長く見ても寝つきはよくならず、メラトニンの分泌が抑えられて入眠を妨げる。
- 約24時間周期の概日リズムを、ヘアサイクル・月経周期・ターンオーバーと混同しない。
- 就寝前に選びやすいのは、刺激的で覚醒させる香りや辛みのあるスパイスの香りではなく、鎮静的な香りである。
健康習慣と年代・場面に応じた活用1級のみ
食事・睡眠・運動などの生活習慣と肌の関わりや、高齢者など場面に応じた香りの活用が問われる。
要点
- 健康的な食生活の基本は、さまざまな食品から栄養バランスよく、規則正しく食事をとることである。
- タンパク質は皮膚や毛髪、筋肉など身体をつくる主要な材料で、不足すると肌や髪のコンディションに影響することがある。
- 肌の健康維持には、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよく含む食事が関わるとされる。
- 肌の状態は、スキンケアだけでなく睡眠・食事・運動といった生活習慣とも深く関わるとされる。
- 心身の健康を保つには、睡眠・栄養・運動・休養などをバランスよく整えることが大切とされる。
- 高齢者には、香りの感じ方や肌の状態に配慮し、低めの濃度から様子をみて取り入れるのが望ましい。
- アロマテラピーは、気分や場面に合わせて香りを選び、健康や豊かな暮らしに役立てるものである。
ひっかけ
- 特定のサプリメントだけで栄養をまかなったり、脂質を一切とらなかったりせず、食事全体のバランスを整える。
- 睡眠だけを長くとる、運動だけを激しく行う、食事量を極端に減らすのではなく、バランスよく整えることが大切である。
- 高齢者は感覚が鈍いからと高い濃度で使ったり、飲用したりせず、低めの濃度から様子をみる。
- 香りが強いほど確実に高い効果が得られると保証されるわけではなく、精油を薬の代わりに内服することもすすめない。
- 肌の状態はスキンケア用品だけで決まるのではなく、睡眠不足も肌に影響し、栄養状態は毛髪だけでなく肌にも影響する。
ストレスとメンタルケア1級のみ
ストレスとの向き合い方と、アロマテラピーをセルフケアの一助として取り入れる基本姿勢が問われる。
要点
- 適度なストレスは生活の張りや意欲につながる面もあるが、過度なストレスは心身の不調につながることがある。
- 好きな香りによるリラックスは、心身の緊張をやわらげ、ストレスとうまくつきあう助けになると説明される。
- 身体を動かしたり趣味を楽しんだりする休み方を積極的休養といい、有酸素運動は血行を促し気分転換に役立つとされる。
- アロマテラピーは医療行為ではなく、安全性に配慮しながらリラックスやセルフケアの一助として楽しむものである。
ひっかけ
- ストレスは完全に取り除くべきものでも、まったく感じないことが理想なのでもなく、適度なら生活の張りにもなる。
- 好きな香りが助けになるのであって、香りが強ければ強いほどストレスが完全に消えるわけではない。
- 精油は使用量が多いほど効果が高いわけではなく、原液を直接塗るのではなく必ず希釈して使う。
- 緊張をゆるめる活用を指すリラクセーションを、リハビリテーション・デトックス・エクササイズと混同しない。
手作り化粧品の基材と作り方(1級)1級のみ
1級で、手作り化粧品の基材であるミツロウ・ホホバ油・クレイ・スイートアーモンド油の性質が問われる。
要点
- ミツロウ(ビーワックス)はみつばちの巣に由来し、植物油と合わせてクリームの固さを調整する基材になる。
- ホホバ油は植物油と呼ばれるが化学的にはロウ(ワックス)に分類され、酸化しにくいのが特徴である。
- クレイ(粘土)は鉱物由来の基材で、汚れや皮脂を吸着する目的でパックなどに用いられる。
- スイートアーモンド油は肌なじみがよく、トリートメントオイルの基材として広く用いられる。
ひっかけ
- スイートアーモンド油・オリーブ油・マカデミアナッツ油はロウではなく脂肪油であり、分類がホホバ油とは異なる。
- クリームの固さを出す基材はミツロウであり、グリセリンは保湿、エタノールは溶剤で役割が異なる。
- トリートメントの基材に、灯油・ミネラルオイル(鉱物油)・シリコーンオイルは適さない。
運動・疲労・冷えのケア1級のみ
積極的休養と有酸素運動の効果、スポーツ後のアロマテラピーを安全に取り入れる方法が問われる。
要点
- 積極的休養(アクティブレスト)は、軽い運動や趣味などで身体を動かしながら心身をリフレッシュする休み方である。
- ウォーキングや軽いジョギングなど、酸素を取り入れながら継続的に行う運動を有酸素運動という。
- 適度な運動は血行を促し、気分転換やストレス解消にも役立つとされる。
- スポーツ後は、植物油で希釈した精油でトリートメントして気分をリフレッシュするのが適切な活用である。
ひっかけ
- 積極的休養を、横になって身体を休める消極的休養や、活動を止めて静かに過ごす完全休養と取り違えない。
- 短時間で大きな力を出す運動は無酸素運動であり、継続的に酸素を取り入れて行う有酸素運動とは別である。
- 精油は原液を傷口にすり込んだり、水に数滴たらして飲んだり、高濃度を大量に塗ったりせず、植物油で希釈して使う。
- 適度な運動は必ず短時間で体重を大幅に減らすものではなく、睡眠を妨げるものでも自律神経と無関係でもない。
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