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アロマテラピーの基本の要点とひっかけ
(アロマテラピー検定1級・2級 論点テキスト)
アロマテラピー検定1級・2級の出題分野「アロマテラピーの基本」にあたる5論点を、要点35本・ひっかけ19本にまとめました。
最終更新:2026年10月18日
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アロマテラピー検定は過去問が公表されていません。本ページは、アプリの収録問題の解説をもとにアプリ製薬が作成した非公式の読み物で、公式テキストの転載ではありません。
実際の試験の出題内容・形式・基準は、必ず試験実施機関(公益社団法人 日本アロマ環境協会)の公式発表をご確認ください。
精油の効能・効果を示すものではありません。
このページの論点
- 楽しみ方の種類と基本の使い分け2級・1級
- アロマテラピーの定義と目的(AEAJ)2級・1級
- 精油の定義と性質(天然・揮発・親油性)2級・1級
- 用具・基材と使い方の基本2級・1級
- 安全に楽しむための基本ルール2級・1級
「2級・1級」は2級の範囲の問題を含む論点(1級でも出題されます)、「1級のみ」は1級の範囲の問題だけの論点です。
楽しみ方の種類と基本の使い分け2級・1級
芳香浴・沐浴・吸入・湿布・トリートメントなど楽しみ方の分類と、滴数・濃度の目安が問われる。
要点
- 芳香浴法は、精油の香りを拡散させて楽しみ、心身のバランスを整える方法である。
- ティッシュやハンカチを使う芳香浴法では、精油を1〜2滴垂らすのが目安で、多すぎると香りが強すぎる。
- 沐浴法の精油の滴数は、全身浴が1〜5滴、半身浴・手浴・足浴はそれより少ない1〜3滴が目安である。
- 沐浴法は、入浴による温浴効果に精油の香りが加わり、相乗効果が期待できる方法である。
- 吸入法は蒸気とともに立ち上る精油成分を鼻や口から吸い込む方法で、精油は1〜3滴が目安である。
- 咳がひどいときや気管支喘息の人は、刺激になるため吸入法を行わない。
- フェイシャルスチームは、洗面器の湯に精油を1〜3滴落とし、目を閉じて立ち上る蒸気を顔に当てる方法である。
- 湿布法では、精油を落とした湯や水にタオルを浸し、温めたい部位には湯、冷やしたい部位には冷水を使う。
- 顔の皮膚は薄く敏感なため、顔用トリートメントオイルの精油濃度の目安は身体用より低い0.5%以下である。
- トリートメントは、飲酒直後や食事の直後、体調がすぐれないときは避け、終わったら水分補給を心がける。
ひっかけ
- 吸入法とフェイシャルスチームを混同しない。吸入法は呼吸から取り込むことに、後者は蒸気を主に顔に当てることに重点がある。
- 濃度の目安を逆にしない。身体用が0.5%以下ではなく1%以下、顔用が1%以下ではなく0.5%以下である。
- 精油は水によく溶けるのではなく溶けにくいので、そのまま湯に落とさず、天然塩や無水エタノールなどに混ぜてから加える。
- フェイシャルスチームは、ぜんそくの症状がある人に積極的にすすめる方法ではなく、避けるべき方法である。
- 湿布法のタオルは、絞らずに水分を含ませたまま当てるのではなく、よく絞ってから当てる。
アロマテラピーの定義と目的(AEAJ)2級・1級
AEAJによるアロマテラピーの定義と目的、医療行為との違い、言葉の成り立ちが問われる。
要点
- アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油を使い、美と健康に役立てていく自然療法である。
- 「アロマテラピー」は、香りを意味するアロマと療法を意味するテラピーを組み合わせた言葉である。
- 日本アロマ環境協会の略称はAEAJで、Aroma Environment Association of Japanの頭文字である。
- アロマテラピーは医療行為ではなく、体調が悪いときは医師の診断を優先することが前提とされる。
- アロマテラピーの目的は、美と健康、リラクセーションやリフレッシュ、生活文化の豊かさなどである。
- 香り成分は鼻の奥にある器官で感知され、その情報が脳に伝えられる。
- アロマテラピー検定は、AEAJが認定するアロマテラピーアドバイザーなど上位資格への入り口の一つである。
ひっかけ
- アロマテラピーの目的は、精油の飲用で内臓の疾患に対処することではなく、リラックスや心身のバランスの調整である。
- AEAJの資格は国家資格ではなく民間資格であり、検定に合格しないと精油を購入・使用できないわけでもない。
- アロマテラピーは医療機関や有資格者だけのものではなく、セルフケアとして日常生活で気軽に取り入れられる。
- 自然療法は医師による診断や治療に代わるものと法律上位置づけられたものではなく、医療行為とは区別される。
精油の定義と性質(天然・揮発・親油性)2級・1級
精油の呼び方と100%天然という定義、揮発性・親油性・引火性、混合物であることが問われる。
要点
- 精油は英語でエッセンシャルオイルと呼ばれ、キャリアオイルやフレグランスオイル(合成香料)とは区別される。
- 植物から抽出した100パーセント天然の芳香物質だけを精油と呼び、薄めたものや合成香料を含むものは含まない。
- 精油には、空気中に蒸発する揮発性、油になじみやすい親油性(脂溶性)、火が引火する引火性がある。
- 精油は単一成分ではなく、数十から数百種類の芳香分子が集まってできた混合物である。
- 精油を含む部位は植物により異なり、花・葉・果皮・樹脂・根・心材などから採られる。
- 精油は揮発性をもつが、キャリアオイルは揮発しにくい不揮発性の植物油である。
- ロット番号は製造分ごとに付けられる管理番号で、品質管理や不具合発生時の追跡に役立つ。
ひっかけ
- 精油は水溶性ではなく親油性(脂溶性)で、水にはほとんど溶けない。
- 精油は揮発しないのではなく揮発性があり、ふたを開けたままにすると香り成分が空気中に逃げる。
- 精油は光合成のエネルギー源ではなく、誘引・忌避・抗菌など植物の生存に関わる役割があると考えられている。
- 精油は脂肪油のように紙にしみが残り続けるものではなく、常温で液体の揮発性の物質である。
- 精油は水より重く沈む物質ではなく、多くは水より軽く、常温でも香りを放つ。
用具・基材と使い方の基本2級・1級
精油を希釈するキャリアオイル、水になじませる無水エタノール、芳香蒸留水など基材と用具が問われる。
要点
- トリートメントオイルは、ホホバオイルなどのキャリアオイル(植物油)で精油を希釈して作る。
- 無水エタノールは、ほとんど水分を含まない高濃度のエタノールで、精油を水になじませる基材として用いられる。
- 精油は水に溶けにくいため、沐浴法では無水エタノールに混ぜてから湯に入れると分散しやすい。
- ルームスプレーは、無水エタノールに精油を混ぜてから精製水などを加えると、なじみやすくなる。
- 水蒸気蒸留の過程で精油と分離して得られる水を、芳香蒸留水(ハーブウォーター)という。
- 精油瓶の口についた中栓はドロッパーと呼ばれ、精油を一滴ずつ落とせるようになっている。
ひっかけ
- 無水エタノールを使うのは、香りを消す・色を変える・医薬品のように作用させるためではなく、精油を水になじませるためである。
- 希釈用の植物油はキャリアオイルであり、エッセンシャルオイル(精油そのもの)やフレグランスオイル(合成香料)と混同しない。
- 肌に用いる基材は、サラダ油・エンジンオイル・シリコンオイルではなく、ホホバオイルなどのキャリアオイルである。
安全に楽しむための基本ルール2級・1級
精油の保存容器、材質への注意、肌の異常や体調不安のときの対応など安全の基本が問われる。
要点
- 精油は光で劣化しやすいため、保存には遮光性のあるガラス瓶が適する。
- 精油の成分によってはプラスチックなど一部の材質が劣化・変質するため、扱う容器や道具の材質に注意する。
- 皮膚に赤みやかゆみなどの異常を感じたら使用を中止し、必要に応じて医師に相談する。
- 体調や肌の状態に不安があるときは、使用量を減らすか使用を控え、様子を見ながら加減する。
- 日常では、自分の体調や好みに合わせ、無理のない範囲で香りを楽しむのが基本姿勢である。
ひっかけ
- 目安の量を大きく超えて使うほど効果が高まるのではなく、皮膚トラブルや不快感につながる。
- 手作りのクラフトは市販の医薬品と同じ効果を保証するものではなく、体調や肌に合わせて精油の種類・濃度・量に配慮する。
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